Wixを使って感じたメリット・デメリット【ペライチ・wordpressとの簡単比較も】

更新日:1月26日

世界190か国、1憶6,000万人もの人が利用している人気のホームページ作成サービスの「Wix」。本格的なサイトが初心者でも簡単に作れると評判が高いため、ホームページを開設するにあたり、Wixを候補に挙げている方(企業)もいるのではないでしょうか。


とはいえ、導入を検討する上で「なぜ評判がよいのか?」「デメリットはあるのか?」と疑問を抱えている人も多いはず。


そこで今回は、Wixが持つ長所(メリット)と短所(デメリット)をそれぞれ詳しくご紹介します。wordpressやペライチ、jimdoといった他サービスとの簡単比較も行っているので、ぜひ最後までお読みいただきご自身のサイト作成にお役立てください。



Wixを使ってできること(メリット)


まずはWixのメリットをご紹介します。WIxには主に下記8つの長所があります。

  1. ノーコードでホームページが作成できる

  2. デザインテンプレートが豊富

  3. アニメーション機能が簡単に実装可能

  4. スマホにも自動でレスポンシブ対応

  5. サーバーを準備する必要がない

  6. ECサイトや予約サイトも作れる

  7. プラグイン(拡張機能)を利用できる

  8. 無料プランがある

それでは、一つずつ詳しく解説します。



①ノーコードでホームページが作成できる



Wixは、専門スキルがない初心者でも気軽にホームページが作れる利点があります。通常、ホームページを作成する場合はHTMLやCSS、JavaScriptやPHPなどの知識が必要です。


しかしWixはテンプレートの使用やAIによる自動作成機能を利用して作るため、一切専門知識がなくても問題ありません。ドラッグ&ドロップ(マウス操作)で編集できるので、ExcelやWordを使う感覚で簡単にホームページを開設できます。



②デザインテンプレートが豊富



Wixは、類似サービスと比較してもテンプレート数が断トツです。目的・業種別で900種類以上ものデザインが用意されているため、自分好みのデザインが見つかりやすいでしょう。その後のカスタマイズによって、よりオリジナリティあふれるサイト作りも可能です。



③アニメーション機能が簡単に実装可能



サイト上のテキストや画像などに動きを出したい場合に効果的なのが、アニメーション機能です。文字や画像がふわっと浮くようなフェードイン、指定したものが大きくなるズームなど、アニメーション効果は14種類。好きな効果を付け加えれば、イキイキとしたサイトになるでしょう。



④スマホにも自動でレスポンシブ対応



レスポンシブ対応とは、PCやスマホなど、閲覧しているデバイスの種類に応じてサイズを変更をしてくれることです。ユーザーがPCでサイトを閲覧しているとは限らず、昨今はスマホからの閲覧が多いと言われています。そのため、サイトがタブレットやスマホでもキレイに表示されるよう設定することが重要です。


基本的にはモバイル最適化の切り替えボタンを使って、レスポンシブ対応にするだけなのでとても簡単です。スマホビューに切り替えて微調整を行えば、より見やすいサイトになります。



⑤サーバーを準備する必要がない


Webサイト(ホームページ)を作る運営する際に必要なサーバー契約が、Wixの場合は必要ありません。サーバーとは、ホームページのインターネット上でのデータ置き場のことを言い、サーバーとの契約によって世界中にWebサイトを公開することができます。


しかしWixではサーバーとホームページ作成ツールがセットになっており、別途でサーバーを用意する必要がないため、初心者でも契約に戸惑う心配がありません。



⑥ECサイトや予約サイトも作れる



100点以上あるネットショップの場合はShopifyなどのネットショップ構築サービスの利用を勧めますが、個人販売などであればWixでも十分に商用利用に耐えうる品質のサイト作りが可能です。


決済方法はクレジットカードとPaypalの2種類。テンプレート数が多いので、アパレルやインテリアショップ、ジュエリーや食品などさまざまなジャンルのショップを作成できます。


また、予約サイトで使える主な機能は

  • 予約カレンダー

  • 部屋の登録

  • ホテル情報登録

  • 予約確認メール

  • クーポン

  • 決済方法の選択

  • メルマガ

などです。動画やスライドショーと組み合わせれば、質の高い予約サイトが作れます。



⑦プラグイン(拡張機能)を利用できる



「WIx App」というプラグインを利用すれば、チャット機能や掲示板機能、コミュニティの構築機能など、他のWebサイトビルダーではできないさまざまな機能が追加可能です。250以上ものアプリの中からご自身に必要な機能を見つけましょう。



⑧無料プランがある


Wixには8つのプランが用意されており、一番安いのは無料プランです。広告の表示やドメインの指定不可などの制約があるものの、完全無料でホームページを持ちたい人にはおすすめです。



Wixではできないこと(デメリット)


続いて、Wixを使う上で生じる問題点をご紹介します。代表的なデメリットは下記6つです。

  • テンプレートが変更できない

  • サポート体制が弱い

  • 無料プランには広告が付く

  • 他サーバーに移行できない

  • バックアップ機能がない

それぞれについて見ていきましょう。



①テンプレートが変更できない


wixは、900種類以上のテンプレートがあるのが魅力の一つですが、一度選んだデザインテンプレートを変更することはできません


そのため、デザインを変えたい場合はWix内で新しいホームページを一から作り直すか、手動でコツコツ手直しする必要があります。



②サポート体制が弱い


問題点があるときは、自分でWebマニュアルを見て解決しなければならないのもWixのデメリットです。最近は日本法人が六本木に設立されたため、電話サポートを少しずつ行ってくれるようになりましたが、それでもリアルタイムでのサポートは難しく、折り返しで連絡をもらう必要があります。


操作が簡単なので、自分で解決できる問題点ばかりですが、電話による直接のサポートを望んでいる場合には向かないでしょう。



③無料プランには広告が付く



Wixの無料プランで作成・公開したホームページには上記画像のように「このホームページはWix.comを使って作成されました。」とサイト上部に広告が入ってしまいます。


そのため、コーポレートサイトを作成する際には無料プランは向かないでしょう。企業としての質・信頼度が落ちてしまうため、ビジネス利用を目的とする場合は広告非表示の有料プランがおすすめです。



④他サーバーに移行できない


Wixは、サーバーとホームページ作成ツールがセットになっているサービスのため、他のサーバーに移行することができません。


移行できないと、サイトを運営していく中で「より速度の速いサーバーに移動したい」「アクセス数が伸びてきて動作が遅い」場合などの問題点が出てきたときに対処が難しくなります。もし、将来的にサイトの移行が想定される場合は、初めからwordpressなど他のツールを使って作成することを勧めます。


⑤バックアップ機能がない


Wixには、サイトの自動バックアップ機能がありません。何かの拍子でサイトが消えてしまったときは復元が難しく、1から作り直す必要があります。


対策としてできることは

  • 複雑でページ数の多いサイトを作成しない(バグが生じる可能性があるため)

  • サイトを複製(コピー)しておく

といった方法があります。



他サービスとの簡単比較


Wixと比較されやすいツールとしてあげられるのが、「wordpress(ワードプレス)」「ペライチ」「jimdo(ジンドゥー)」です。それぞれに強みや弱点があるため、サイトを作る前にどのサービスを使うのが自身にとってベストか考える必要があります。


以下では、Wixと比較したときの主な特徴などを簡単にまとめているので参考にしてみてください。

​Wix

​wordpress

​ペライチ

​jimdo

費用

0~3,800円/月

0~6,800円/月

0~3,278円/月

0~5,190円/月

​テンプレート数

900種類以上

数千以上

60種類以上

40種類以上

カスタマイズ

​レンタルサーバーの契約

不要

必要

不要

不要

難易度

初心者

中~上級者

初心者

初心者

サイトの規模

中規模サイト向き

大規模サイト向き

小規模サイト向き

小~中規模サイト向き

​特徴

・豊富なテンプレート数

・操作の簡単さ

・世界No.1のシェア率

・サイトカスタマイズの柔軟さ

・ランディングページ向き

・日本国内向きのデザイン

・操作の簡単さ

中規模サイト向きなので、新しく会社を立ち上げた場合や豊富なテンプレートを使って簡単にサイト作りをしたい人はWixを、大規模なサイトや自由自在にサイトをカスタマイズしたい場合にはwordpressを、ランディングページを作りたいときにはペライチを、最も簡単にホームページを作るならjimdoを選択するのがおすすめです。



有料プラン・無料プランの比較


金額に応じてできること・できないことが異なってくるため、料金プランについてもご紹介します。

ホームページプラン

無料プラン

VIP

アドバンス

ベーシック

ドメイン接続

料金

0円

2,659円/月

1,500円/月

900円/月

500円/月

広告表示

あり

なし

なし

なし

あり

独自ドメイン

使用不可

使用可能

使用可能

使用可能

使用可能

データ容量

500MB

35GB

10GB

3GB

500MB

特徴

・サイトブースターアプリ1年無料

・Visitor Analyticsアプリ1年無料

・Wixロゴメーカー($50相当)

・SNS用ロゴ作成

・プレミアム優先サポート

・VIP サポート

・サイトブースターアプリ1年無料

・Visitor Analytics アプリ1年無料

・独自ドメイン初年度無料

・独自ドメイン使用可能

基本機能は同じですが、無料プランと有料プランの大きな違いは

  • 広告の非表示

  • 独自ドメインの指定ができる

  • データ容量アップ

です。有料プランには、今回ご紹介したプレミアムプランの他に、ECショップの運営に便利な「ビジネス&Eコマースプラン」も用意されています。



Wixはこんな人におすすめ


以上のことからWixのサービスがおすすめな人は

  • 専門知識がない初心者だけど、ホームページを作りたい人

  • シンプルなホームページを作って運営したい人

  • 小規模なホームページを作りたい人

  • 一時的なイベントといった特設サイトを作りたい人

  • まずは無料でホームページを作りたい人

  • サーバーの契約をせずに気軽に運営したい人

  • ベンチャー企業などの中小企業のコーポレートサイトを作りたい人

などが挙げられます。コーディングのプロが作るホームページには劣るものの、最低限の機能が備わっているWixは、作り込めればしっかりとしたホームページの作成が可能です。



まとめ


Wixは、HTMLやCSSなどの知識が必要なく、マウス操作&文字入力で簡単に自身のサイトが作れる画期的なサービスです。


主なメリットは

  • ノーコードでホームページが作成できる

  • デザインテンプレートが豊富

  • アニメーション機能が簡単に実装可能

  • スマホにも自動でレスポンシブ対応

  • サーバーを準備する必要がない

  • ECサイトや予約サイトも作れる

  • プラグイン(拡張機能)を利用できる

  • 無料プランがある


の8つです。また、デメリットは

  • テンプレートが変更できない

  • サポート体制が弱い

  • 無料プランには広告が付く

  • 他サーバーに移行できない

  • バックアップ機能がない

の5つが挙げられます。


そのため、Wixのサービスは「プログラミングの知識がないけど気軽にテンプレートを使ってサイトを作りたい人」や「ベンチャー企業などの中小企業のコーポレートサイトを作りたい人」などにおすすめです。


自身(自社)が作りたいホームページの規模やサイトのデザイン、サーバー契約の有無など、目的に合うサービスを利用してみてください。



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