2022年のインターネット普及率は個人の世帯では93.6%、企業では95.4%と、もはやネットを利用していない人は皆無と言ってもいい時代になりました。しかし未だに「ちゃんとした自社のHPを持っていない」「HP制作や運用にかける予算が乏しい」とお悩みの企業様も多いようです。
その結果、ついつい広告につられて格安のHP制作会社に依頼し、思わぬトラブルや出費に至ってしまった、という人も少なくありません。
そこで今回は「格安HP制作会社を選ぶメリットと落とし穴」「どのような会社なら信用できるか」などについて解説していきます。
格安にHPを制作できる理由
まずは「そもそもなぜ格安にHPを制作でき、一般的な価格帯の会社と何が違うのでしょうか。
実質HP制作コストの99%は人件費です。HPの制作には、ディレクター、デザイナー、エンジニアなど、さまざまな分野のプロフェッショナルが関わっています。格安HP会社は業務を効率化、簡易化し、人員を削減することで制作にかかるコストを抑えているケースがほとんどです。
HPデザインをテンプレート化することで、デザイナーの人員を削減する
社長自らがディレクターや営業を兼業する
ノーコードやローコードなど、簡易なHP制作メソッドを使ってエンジニアの人件費を抑制
このように格安HP制作会社は効率的に人件費を安く抑えることで制作コストに還元しているんですね。
また、HP制作実績が多く、管理運営サイトからの管理運営費で多くの収入が見込めるためにHP制作費を抑えられるというケースもあります。
中には必要最低限の機能だけを備えたHPを制作し、目次作成、画像挿入など、全てにオプション料金がかかる会社もあるので注意が必要です。後半で格安HP会社の落とし穴についても詳しく解説しますので参考にしてください。
格安HP制作会社を選ぶメリット
初期費用が安い
格安HPを利用するからには当然期待するのはコスト面の負担軽減ですよね。一般的な制作会社だと、オプションを削っても15万円~30万円と高額な初期費用がかかります。
一方「格安でHP制作請け負います」という会社は、一般的に7~8万円で制作を請け負ってくれるケースが多く、大きなコスト削減につながります。
納期が早い
格安HP制作会社は、とにかく数をこなして、回転率を上げることで大きな利益につながります。つまり、少しでも早く完成させて次の仕事に取りかかりたいという心理があるので、納期も早い傾向があります。
一般的な制作会社が1~2ヶ月を要するのに対し、格安HP制作会社の多くは1~2週間で納品可能です。
打ち合わせが簡易
一般的な制作会社を利用する場合、構成やデザイン、またはどのようなターゲットにどんな情報を提供するかなど綿密な打ち合わせを行います。
さらに、高価格帯の制作会社になると、競合他社や自社の課題を分析するなどの、コンサルティングからスタートするケースもあります。初めてHPを制作する人にとっては、あまりに綿密な打ち合わせが逆に負担になることもありますよね。
格安HP制作会社の打ち合わせは基本的に簡易なものなので、制作の依頼を気軽にできるというのも一つのメリットと言えます。
初めてのHP制作に最適
「自社のHPは欲しいけど、いきなり大金をかけて失敗したらどうしよう」と不安を感じている企業様も少なくないでしょう。
初めてのHPは格安HP制作会社の利用がおすすめです。高価格帯の制作会社に「どのような構成やソリューションをお求めですか」と尋ねられても、ぼんやりとしてイメージが湧かないことも多いでしょう。
むしろHPを作ってから「こういうデザインにしたいな」とか「ここにアニメーションを入れよう」など、次々にアイデアが浮かんでくるものです。今後高価格帯での制作会社を予定しているならば、あえて一度格安HP制作会社で試してみてもいいかもしれません。
格安HP制作の落とし穴
格安でHPを制作でき、納期も早く、打ち合わせも簡単。一見メリットばかりのように見える格安HP制作会社ですが、実は思わぬ落とし穴があったり、悪質な会社が存在したりなど、一定のリスクもあります。
ここでは初めての人がよく陥る落とし穴について解説します。
結果的に他の会社よりも高くついた
提示された見積もり額が安いからと、安易に格安HP制作会社に依頼してしまうと、かえって費用がかさむ場合があります。
プランに含まれるのは簡易なHPのテンプレートと文章の入稿のみで、今やHPに必須とも言えるモバイルレスポンシブやお問い合わせフォームまで有料オプションというケースも。HPがまともに機能するために多数のオプション追加が必要になり、結局一般の制作会社よりもコストがかかってしまった、という事もありえます。
また「初期費用は確かに安く済んだけど、運用管理費が明らかに相場より上だった」というケースもあります。初期費用の安さで利用者を募り、ずさんな運営管理にも関わらず高額の請求をする会社が存在するのです。
運営管理費のボリュームゾーンは月額1~2万円です。もし月額3万円かかったとしたら、1万円の会社と比べて年間24万円、5年で120万円もの余計な出費に。結果的に高くつく事になってしまいますので注意しましょう。
HPのクオリティが低い
格安HP制作会社の多くはHPのデザインテンプレートを用意しています。テンプレートに画像データやテキスト、ロゴを流し込むことにより簡易にHPを制作でき、制作コストも抑えられるという仕組みです。
しかし格安HP制作会社によってはそもそもこのテンプレートのクオリティが低い、またはテンプレートが数種類しかないという問題も起こりえます。いくら素敵なロゴや画像データを用意しても、テンプレートのクオリティが低ければ元も子もありません。
また、テンプレートの種類が少ないと「入れたい情報が入れられない」「理想のデザインに近いものがない」などの不満につながってしまいます。
なかなか作業が進まない
格安HP制作会社はは基本、競合他社のマーケティングリサーチなどのコンサルティング的な業務は行いません。なので依頼する際、競合他社との差別化、理想とするHPの骨組みなどは依頼主の方ですでに作り上げておく必要があります。
もしそういったイメージが無いまま制作を依頼する場合、制作会社との細かいやりとりが必要になりますが、制作会社によっては連絡がスムーズにとれないケースもあります。
こちらから連絡を入れても返事に2~3営業にかかり、往復4日間かかるということも。作業がなかなか進まない事で大きなストレスを感じるかもしれません。ローンチの予定日に間に合わない可能性も出てきますので、レスポンスの早さも重要です。
信頼できる格安HP制作会社の選び方
HP制作会社をうかつに選んでしまうと、思わぬ落とし穴があることがお分かりになったと思います。それではどうやって信頼のおける格安HP制作会社を見極めればいいのでしょうか。いくつかのポイントをご紹介します。
料金設定がはっきりしている
提供しているプランがどのようなサービスを含んでいるのか、どんなオプションがあり、費用はどれくらいなのかをはっきり明記している会社を選びましょう。
また、プランに簡易的なSEO、モバイルレスポンシブが含まれている事も重要です。
運営管理費は格安HP業者であれば1万円未満~高くても2万円程度なはずです。製作費が格安でも管理費が2万円を超えるならば考え直した方がいいかもしれません。シンプルな料金設定を、わかりやすい場所に明記している会社をえらびましょう。
価格が適正である
格安HP制作会社の中には、徹底的に人員を削減することでコストを極限まで下げている会社もあります。そのため連絡に遅れが出たり、クオリティが低かったり、さまざまなトラブルが起こる可能性も高くなってしまいます。
ただ安いだけではなく、必要な人員を配置し、効率的な制作フローによってコストを下げ、適正な価格を提示している会社を選ぶことが大切です。
テンプレートの種類が豊富
格安HP制作会社のほとんどはオリジナルのデザインではなくデザインテンプレートを採用しています。そのため、100%理想のHPを制作するのは容易ではありません。
しかし用意されたテンプレートの中から少しでも自分の理想に近いものを選ぶことで、より満足度の高いHPを制作することは可能です。
そのためにはテンプレートの種類を豊富に用意している会社を選ぶことが重要です。。たくさんのデザインが用意されていれば、その中に限りなく自分の理想に近い選択肢もあるはずです。
レスポンスが早い
格安HP制作会社は納品スピードの早さもメリットの一つです。もちろん早い納品のためにはレスポンスの早さも重要です。
良心的な会社であればお問い合わせフォームのところに「○営業日以内に返信いたします」と明記されています。そのような表記が無い場合はレスポンスが遅い可能性があるので注意しましょう。
確実にHPをローンチしたい期限があるならば、なおさらスピーディーにやりとりできる会社を選んだ方が賢明です。
多数の制作実績を公開している
格安HP制作会社が自社のクオリティに自信を持っているなら、必ずその制作実績を公開しているはずです。公開されている多数の実績を参考にすれば、自社のHP制作もイメージしやすいでしょう。
また、制作物を見比べて「ワンパターンではないか」「訪問者を惹きつける工夫がなされているか」などのポイントもチェックできます。
クリエイティブラビットは全ての条件をクリア
クリエイティブラビットは、以上で解説した条件を全てクリアしている格安HP制作会社です。基本的なプランが格安なのはもちろん。簡易SEO設定、モバイルレスポンシブも追加料金なしで対応。
そのほかのオプションにも明確な料金を設定しているので「思った以上に高額になった」という心配はありません。サイト運営料金も5500円~11000円の3つのコースから選ぶだけなので、非常にシンプルでリーズナブル。
クリエイティブラビットはノーコードで、効率的にHPを制作することでコスト削減に成功。デザイナーやディレクターなどの重要な人員をしっかり確保しているから、低コストでハイクオリティなHP制作を実現しています。
テンプレートの数も非常に豊富。過去の制作実績を公開しているのでぜひご覧ください。テンプレートを使用しているとは思えない、クリエイティブなHPの数々をご覧いただけます。常時当社のデザイナーが新しいテンプレートを作成しているため、今後もハイクオリティなテンプレートを随時追加していく予定です。
レスポンスは遅くとも1営業日以内。スピーディーにやりとりを行い、迅速な納品をこころがけています。制作料金は4万円~。1週間で納品が可能!超格安・スピード納品・高クオリティで対応いたします。
どの格安HP制作会社に依頼するか迷っている人はぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
「格安HP制作会社に頼むのはいろいろと不安がある」という人も多いと思います。しかし、適切な判断基準を持つことで、信頼できる制作会社を見極めることは可能です。
今回解説した内容を参考にしながら、ご希望や予算にあった格安HP制作会社を見つけてください。クリエイティブラビットもその選択肢に入れていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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